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甲状腺機能亢進症について

子宮内膜症イメージ 甲状腺ホルモンとは、身体にある臓器を正常に働かせ、元気にさせる働きがあります。その他、身体の成長にも関与しています。 甲状腺ホルモンが過剰に分泌してしまうと、無駄にエネルギーを使いすぎて様々な症状が現れます。正常な状態では脳から命令を受けて甲状腺ホルモンを調節していますが、甲状腺機能が亢進した場合甲状腺ホルモン(fT4,fT3)が高くなり、脳は甲状腺ホルモンがいらないと思い甲状腺ホルモン(TSH)が低くなります。

症状

症状としては、心臓がドキドキしたり、汗がたくさんでたり、体重が減少したり、疲労感が強くなります。 卵巣機能の影響は一定しておりませんが、通常の月経量が少なくなることもあり、月経周期が長くなり、無月経になることもあります。思春期以前に甲状腺機能亢進症が起こると、初潮の遅れに結びつくことが多いです。 甲状腺機能亢進症で最も頻度の高いバセドウ病では、特徴として、眼球突出、上瞼の腫れ、眼裂開大など、その他、暑がり、肝機能低下、早い脈拍、甲状腺の腫れ、手の振るえなどがあげられます。

東洋医学的に…

亢進症の場合、陽症状が多くみられます。 五臓では、骨や成長に関係する腎の気や婦人科や血に関係する肝の気や精神的な症状や血流循環に関係する心の気などの、気、血、水のバランスの崩れにより発症すると考えます。

治療法

鍼灸治療により、崩れた気、血、水のバランスを整え、陽の気を抑えることで、症状を緩和させていきます。

治療穴

合谷、天突、風府、築賓、曲地、三陰交、太衝などその症状に応じて選穴していきます。

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