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椎間板ヘルニアとは?
人の体には24個の背骨が存在します。首の骨である頸椎7個、胸部の骨である胸椎12個、腰の骨である腰椎5個の合計24個。この24個の背骨と背骨の間には衝撃を和らげてくれるクッションのような椎間板が存在します。この椎間板に過度な負荷を掛けることにより椎間板の中身の髄核が飛び出した状態を椎間板ヘルニアといいます。また、おこる場所により頸椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間板ヘルニアといわれます。
症状
人により症状は様々です。歩けないほどの激痛になる人もいれば、チクチク痛む人などもいます。 その中でも、この様な症状があれば要注意です。
- 痛み
- しびれ
- 感覚の異常
- 力が入らない
主な原因
- 長時間重い荷物を持ち上げる事を繰り返す。
- 何らかの拍子に急激に腰や首を捻った場合。
- 背骨や骨盤の歪みで長期にわたり椎間板に圧力が掛かる。
- 転倒や高所からの転落。
- 筋力が衰え背骨を支えられない。
治療法
鍼灸治療
痛くなっている部分の神経の興奮を鎮め、痛みとしびれを和らげていきます。
マッサージ治療
痛みにより凝り固まった筋肉を緩め、血流を改善しヘルニアによる痛みを緩和します。
カイロプラクティック治療
姿勢の改善により、椎間板にかかる負荷を軽くし、痛みしびれの改善をしていきます。
運動療法
筋肉をつける事により、椎間板に掛かる負荷を軽くし、痛みしびれの悪化を防ぎます。
椎間板ヘルニアの予防方法
まずは、治療をすることが第一ですが、治療の効果を上げ、自分で出来る予防としては、正しい姿勢を身に付け、体の安定させる事で背骨に掛かる負担を減らします。
また、同じ姿勢を長時間とらないことで血流を良くするのも良いでしょう。
適度な運動(ウォーキングや水泳・ストレッチ)をする事で、筋肉が鍛えられ背骨を安定させ椎間の負担を減らします。