難病治療について

パーキンソン病

月島鍼灸院は、パーキンソン病、網膜色素変性症を難病治療イメージ1はじめとする難病に関し、多数治療実績がございます。

パーキンソン病は、原因の特定が難しく難病と言われています。パーキンソン病は、正式には、Parkinson症候群と呼ばれる原因不明な症状を指します。

Parkinson症候群

神経学的な立場では神経学的な立場ではParkinson病は原因不明であるものと定義し、症状との因果関係が明白な場合はパーキンソニズムとして扱う。

  1. Parkinson病
  2. 脳血管性パーキンソニズム
  3. 薬剤性パーキンソニズム
  4. 脳炎後(日本脳炎、エコノモ型)パーキンソニズム
  5. 中毒性(マンガン中毒、一酸化炭素中毒)パーキンソニズム
  6. 進行性核上性麻痺
  7. Shy-Drager症候群
  8. オリーブ核橋小脳萎縮症

Parkinson病 (PD)

病学:日本では10万人に約100~150人。発症頻度は男女同数。発症は40~70歳に多いが、高齢発症のPDも多い。

病態:中脳の黒質にあるドーパミンニューロンが減少し、黒質の変性が起こる。身体を動かすための神経伝達物質であるドーパミンが減少することが発症の原因とされている。

症状

  • 体動の困難:ベットでの臥床、車イスでの生活となり全面的介助の必要あり。
  • 振戦(安静時振戦):動作時には震えは減少、消失。
  • 筋固縮(歯車様):頚部、上肢・下肢の筋に頻発する。 筋の伸張に対して規則的な抵抗の変化を示す(歯車様現象)
  • 無動(仮面様顔貌):動作が全般的に遅くなる。特に姿勢変換が困難となる。顔の表情の変化も乏しくなる。 (仮面様顔貌)
  • 姿勢・歩行時障害:歩行時に前傾姿勢となり歩幅が狭く、歩行速度も遅くなる。進行例では足が前に出ない(すくみ足現象)も出現する。

東洋医学的な考察

長期にわたる便秘が要因とされる。便秘により

  1. 食欲の減退、とそれに伴う栄養不足
  2. 細胞、組織の萎縮による神経伝導性の低下
  3. 老廃物の体外への排出機能の低下→塩類の逆吸収による脳血管の循環障害

治療

原因追及を最重要課題として、そこから治療を開始する。便秘に対する治療としては大腸機能の向上、五臓六腑の調整を主要手段とする。

Yahr(ヤール)分類
  1. 片側に症状が限局:日常生活への影響は軽微
  2. 両側に症状はあるが歩行障害なし:多少の不自由があるが障害は軽い
  3. 自立歩行が可能:両側の症状に加え前屈姿勢、小刻み歩行の出現
  4. 介助歩行の必要:両側の症状が強くなり、自力での歩行が困難となる。要介助。
  5. 体動の困難:ベットでの臥床、車イスでの生活となり全面的介助の必要あり。

薬剤的治療法

作用機序を確認することが大切

  • levodopa(l-dopa)
  • dopamine agonist(ドパミン作動薬)
  • 抗コリン薬(ドパミンとアセチルコリンとのバランスを改善)
  • 塩酸アマンタジン(ドパミン分泌促進)
  • セレギリン
  • ドロキシドパ

治療上の問題点

 

on-off現象:薬剤の効果の現象により急に状態が悪くなる。

脳血管性parkinsonism
  • 頭部MRIで基底核に小梗塞巣
  • 振戦は目立たない
  • 固縮は鉛管様
  • 治療(l-dopaなど)に反応しない
薬剤性parkinsonism

代表的な薬剤 向精神病薬(( )内は商品名)

  • ハロペリドール(セレネース)
  • スルピリド(ドグマチール)
  • クロルプロマジン(コントミン、ウィンタミン)
制吐薬
    メトクロプラミド、ドンペリドン(プリンペラン、ナウゼリン)
進行性核上性麻痺(PSP)
  • 歩行障害(小刻み歩行)
  • 痴呆
  • 垂直方向の眼球運動制限
  • 頭頚部後屈⇒下を見れないため階段を下りるのが困難
  • 仮性球麻痺
  • 頭部MRIにて第3脳室の拡大、中脳被蓋の萎縮

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