動脈硬化症について

生活習慣の改善、血流循環の改善にて動脈硬化の予防を目指します。

当院に寄せられた質問

以前当院に以下のような質問が寄せられました。

Q,週に一度突然手の関節が痛くなる

 49歳の主婦です。実は1年8ヶ月ほど前から手の関節が痛くなって血管が脈打つようになりました。ザクザクと痛んで夜も眠れません。痛いところが腫れて手を動かすことも指を曲げたり伸ばしたりもできません。2軒の整形外科で検査をしてもらいましたが、「リウマチでも痛風でもない」と言われました。

最初のうちは1ヶ月に1度の割合で痛くなっていましたが、最近は1週間から10日くらいの割合で痛くなったりします。突然痛みがくるし、飲み薬を飲んでも効き目がありません。坐薬を入れると一応はうずきは治まります。

12月中旬に内科で検査をしてもらったのですが、異常無し。内科の方では多発性神経炎だろうと言われましたが、痛くなったらどうしようもありません。何か良い治療法はないでしょうか?

大阪府 T・F 49歳 主婦

当院の見立て

更年期障害からくる動脈硬化症。新陳代謝を高くすることが大切!!

今回の症状と、年齢とを考えますと、更年期障害からくる動脈硬化症が疑われます。年をとってくると、血管に弾力が無くなり硬くなって、老廃物がたまりやすくなります。また血液もだんだんと粘くなり、そんなことが重なって血液循環が悪くなります。その他、栄養バランスの崩れ、運動不足、精神的ストレス等から増強させることになります。その結果が脳血管障害、心筋梗塞、糖尿病などさまざまな症状を引き起こします。以前までそれらの疾患を成人病と言っていたのですが、現在では生活習慣病と言われ、いかに日々の生活習慣が大切か見直されています。

養生法

この症状は心臓のポンプ力が弱まった結果、手の末端の毛細血管まで血液を十分供給できなくなった結果、脈を打つようになったものと思われます。手や指の関節が腫れてくる原因は、血液中の老廃物が血管からしみ出て組織中にたまった状態だと思われます。そんなときには唐辛子や生姜等辛いものを食べ、熱いお茶をたくさん飲み、汗をかくようにします。関節にたまった余分な組織液は汗をかくことによって少しでも外に排出し、新陳代謝を高めることが大切。これはリウマチの患者さんにも言えることです。

鍼灸治療は全身のバランス調整をし、免疫力を高め、代謝循環を高めてくれます。これは、身体の弱っている人には大変重要なことなのです。また、心臓のポンプ力を高める作用もあり、力強く血液を送ることができ、その結果、この症状も良くなるはずです。また、鍼治療の最大の利点は自分が本来持っている病気を治す力を最大に生かし、局所だけを見るのではなく、全身のバランスを整えることにあります。そのため、薬物などにみられる副作用を心配することもなく、安心して治療が受けられます。また、生活習慣病等さまざまな疾病の予防の手段としても鍼治療は特に有効です。現に予防医学を重要視するアメリカでは今、東洋の鍼治療が全盛です。日本はノーベル賞の田中さんのように外国に良さを見つけてもらうような時代になっています。グローバル化も良いとは思いますが、日本の中にもまだまだ良いものがあると言うことも忘れないで欲しいと思います。

これらの症状に対して、中国医学では「証」と言う呼び方で、「病因機序」や「治療方法」を追求していきます。

つまり、診察即治療開始となるわけです。もちろん「証」を立てるために問診し、表に現れる顔色、舌、脈の状態などを参考にする必要があります。

それは、一人一人の状態を把握し、その人の精神状態や「心」の病にも注意を払うことを意味します。単純に代謝の向上について言えば、現代の科学でも漢方薬や鍼灸により改善されることが証明されています。

一日も早く対処すれば、それ相応の効果があがるものです。
ぜひ一度、ご相談ください。

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