便秘について

腸の動きは自律神経の動きに関わっています。

腹筋運動と熱いお茶を飲む習慣を!鍼灸での完治率は80%以上

以前当院に以下のような質問が寄せられました。

Q,便秘の原因と養生法を教えて

私は43歳の主婦です。若いころから便秘に悩まされ、おなかがいつも張った感じで、頭も重くスッキリしません。そのため、当初はよく近くの薬局に行って、便秘用の健康食品や薬などを買い求めて使用したり、病院に行って便秘の原因を調べるために検査を受けたりもしましたが、どこにも異常が見当たらず、結局、便秘薬をもらったり、病院で浣腸を受ける事の繰り返しでした。

どの方法も皆、その時だけは排便状態が良くなるだけで、仕事が忙しいときや用事が重なったりすると思い通りに薬が飲めなかったりで、またすぐに元に戻るのです。そんな状況の中、治療院で、この症状を完治させてくださるところがあるということを知り、今回ペンを執らせて頂きました。是非そうした治療所があれば教えてほしいのです。また、こうした便秘の原因や良い養生法も指導していただきたいと思います。

埼玉県 M・H 主婦

当院の見立て

便秘に関する質問を拝見させて頂きました。東洋医学では、体質を虚症と実証の二つに大きく分けています。まず、虚症体質の人の場合ですが、便秘という面から見ていくと、全身の気の巡りが弱く、排便を促進させる力が弱くなるわけです。この場合の養生法としては、補気食品(例えば百合根、山薬など)を日常的な食生活で使用したり、また、体力をつけるために牛乳や肉類、魚介類を十分取るようにすること。そして腸の働きを活発にさせるために食物繊維を欠かさない事も大切です。

次に実証の人の場合ですが、特徴として比較的体力があり、食欲旺盛で多汗質です。水分の摂取量も多くしなければ、大腸内での水分量が不足して、燥の症状が現れ、排便困難を引き起こします。その場合、鍼治療をして4~8時間以内に効果が出てきます。尚、いずれの体質であっても腹筋力強化としての運動療法は必要ですので起床時と就寝時の腹筋運動は習慣にして下さい。同時に熱いお茶を多めに飲むことで水分を十分補給することも大切です。

養生法

慢性の便秘であきらめてしまっている方もおられますが、毎日の快便は健康の基本です。こうした常習性の便秘に特効性のあるツボを紹介します。

「天枢(てんすう)」はおへそから左右に指3本分のところに位置しています。大腸、小腸疾患には不可欠の主要穴です。腹部指圧のコツは、最初は弱く、次第に強く刺激を与える事です。

次は「大巨(だいこ)」。このツボは「天枢」穴の下方に指3本分のところ。古来から便秘には不可欠とされる有名穴です。

便秘には、規則正しい食生活と適度の運動も欠かせません。運動としては、特に腹筋力強化が必要です。起床時と就寝時の腹筋運動を習慣にしてください。同時に、熱いお茶を多めに飲むことで、水分を十分補給することも大切です。

ぜひ一度、ご相談ください。

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